仮面ライダー電王

kedamafunky2007-05-18

 第何話の、という話ではなく今までの16話を全部みた上での話です。
僕個人の感想としてはこの先ないぐらいの場外ホームラン。超特大ヒット。
特撮ヒーロー番組としてのセオリーをしっかり押さえながら、全くの斬新なことを取り入れて、しかもそれらを上手くまとめ上げている現状に感心することしきりです。
しかも今回は様々な方面から新しい試みを取り入れているおかげか、新規ファン層の開拓にも成功している様子で、
いちファンとしてはどんな形であれ、新しい人が新たに特撮に触れて楽しんでくれる事を凄く嬉しく思っています。
「今まで見たことなかったけど、仮面ライダーって結構面白いじゃん」という感想ほど、僕が快感を覚える言葉はありません。
逆に僕自身も電王から新しい楽しみを見つけて一人面白がっていたりするんですが。
 特に今年の大きな収穫は、鈴村健一さんの特撮参入というニュース。
ご存知の通り電王でリュウタロス/電王ガンフォームの声を担当している彼ですが、本人が筋金入りの特撮ファンということで以前から注目していて「怪人の声とかよく声優さんが演ったりしてるし、何かの形で関われればいいのになぁ」なんて思っていたらいきなりの主役抜擢。
案の定本人出演のWEB番組「超人タイツジャイアント」でこれでもか!と電王トークを繰り広げていて毎回見逃せなくなってきました。
元々が鈴村さんの趣味(主に特撮)を話をダダ流す番組だったので「これ本来の視聴者層にアピールできてんのか!?だいじょぶか!?」と心配してましたが、本人のキャリアに立派な特撮作品が加わったことで、こっちも新しいファンの開拓に成功するといいなぁと思っています。そうすればホリ電気取材の回みたいなブッ飛んだ企画もまた…
 出来ればこうやって一つの作品を切っ掛けに、ファン層の拡大だけじゃなくて、違う畑のファン同士がお互い理解して新しい交流を広げていったりすれば、もっと世の中楽しくなるんじゃないかなぁと漠然と思います。
みんな誰でも自分の好きな事に関する話し相手って欲しがってるんじゃないかと思うんですよ。僕がそうなだけかもしれないけど。
人が自分の中に無い文化を新たに理解していくのって生半可な事じゃないと思うけど、電王がそういうコミュニティ同士の架け橋的な作品になっていくことを小さく願います。
そしてみんなおもちゃを買って遊んだらいいじゃない。いい年した大人のヒーローごっこほどバカで楽しい遊びはないんだぜ?

ヨザクラカルテット

夜桜四重奏」と書いてこう読みます。最近の僕のおすすめ漫画。
作者のヤスダスズヒトという名前でピンとくる友達が何人かいそうですが、
僕が集めてるピンキーストリートという人形の漫画をちょっと前に描いてた人の初長編です。
ピンキーコミックの頃から独特なギャグシーンを描く人だなぁと思ってましたが、
今作でも真面目と不真面目の間を行ったり来たりするセンスがすごく絶妙だと感じました。
最初は1巻の「キツい目つきの女の子がテレキャスターを持ってる」表紙でジャケ買いしたんですが、
読んでみたら妖怪と人間の関係を新解釈で描いた僕好みの内容で2度ラッキー。
しかも作者の雑多で豊富な趣味を生かしてか、登場人物一人一人に好きな「ミュージシャン」と「芸人」と「内Pメンバー」が設定されていて、しかもそれが全く物語に影響を及ぼす兆しが無いムダ設定っぽいところが僕のクサレアンテナにズコバコ反応します。
(ミュージシャンに至っては挙がってる中でおそらく一番メジャーなのがSuemitsu&THEsuemithという狙ったようなチョイス)
内容自体も西尾維新あたりの匂いが微かに漂う感じで、ピンときた人はきっとそのまま気に入るんじゃないかと思います。
要所要所で熱いけど決して熱過ぎず、かとってクールなわけでもない絶妙な脱力感が僕はすごく好きです。

マンガ

相変わらず金はありませんがマンガは買います。
最近読んだので面白かったのは「邪眼は月輪に飛ぶ」と「しゃべれどもしゃべれども」。
前者はジュビロ先生初の1巻完結の集中連載作。
フクロウ好きとしてはこういう作品に出会えてこの上なく嬉しいです。
後者は今月末に公開する映画の原作小説をコミック化したもの。
落語を題材にした作品ですが、あくまで落語を物語を作る1要素(でもすごく重要な)として描いているのが凄く好感触でした。
あとヒロインの十河五月がゲロマブでゲロしゃぶに可愛かった。
僕の知ってる人でこいつに惚れそうな人は片手じゃ数え足りないな。

アコギな夜

今回はちゃんとアタマ近くから見られました。
全体的にテンションも高くて楽しいライブでしたが、何より鷲崎さんが最近では珍しいぐらいのハイテンションで歌って喋ってる姿が見れたのが嬉しかった。
先月アコギな夜の裏でやってたライブに出演した時にもやったという堀江さんの「スクランブル」のカバーは、ギターもパーカッションもちょっとヤクザな雰囲気で抜群にカッコ良かった。僕はオリジナル版より好きです。
途中で「メンバー紹介」のソロを挿んだり稔さんが叩きまくったり、今現在僕がカッコイイと思うようなプレイを全部詰め込んだ僕にとって最高に贅沢な一曲でした。
スクランブルの前にやった「スカビートっぽい」新曲も僕の今のブームに直撃してて痺れました。
今回の後半にやった曲は、どれも今回のテイクをそのまま盤にしても金払う価値があるぐらい素敵だったと思います。
佑磨君に関しては何て言うんだろう、今回は気負いすぎだったと思うよ。
カポエラ対相撲じゃ勝負になるならないの前に試合が成立しないじゃん。
いいと思うよ、思う様プレイすれば。相手がどうとかじゃなくて自分がどうやるかなんじゃないかなぁ。
曲は贔屓無しに僕は好きだし。
アリアハンから出ない」は後世に伝えていきたい名言だった。

アニメ

テレビの前でじっとしてられない病で有名なわたくしですが、今シーズンは結構頑張ってテレビに噛り付いています。
それでもちゃんと見てる人達に比べれば5分の1ぐらいの量だと思いますが。
どれを見てるとか挙げるのはめんどいのでしませんが、概ね「子供向け」と「ペド野郎向け」作品だという括りでひとつ察してください。
そんな自分の見てるテレビに自信も持てない僕ですが、今期の「ゲゲゲの鬼太郎」のオープニングの格好良さだけは自信を持っておすすめできます。
すっげえカッコイイんだって!マジで!
今まで僕の中でトップだった吉幾三バージョンを軽々と塗り替えちゃったよ。
エンディングは未だにヘヘヘイヘヘヘイが一番好きですがオープニングは今期のがダントツで一番好きです。
何回聞いても飽きないなあ。本当にカッコイイ。
もう世の暇してるみんなはこれをオリコン1位とかにすればいいんだよ。
泉谷ファンと結託すれば楽勝だよきっと。世の泉谷ファンの総数わかんないけど。
あとこれまでの文をカモフラージュにして書きますが永田亮子さんが来たので18日にキディグレイドをもう一回見に行きました。
また永田さんは着物でした。なんかもう僕が誘惑されている気がしました。
帰ってきてすぐ主題歌を完コピしたのは言うまでも無い。ベースだけど。ベンベケベケベケだけど。
なんだ俺は!ストーカーなのかベーシストなのかどっちかにしなさい!!