東京スカパラダイスオーケストラ

なんてバンドを最近よく聞いてるんですけどね、
あまりによく聞きすぎて生で見たくなったんで、ものは試しにと2006年ツアーの最終公演のチケットを買いに行ってみたんですよ。
これがまた上手いこと買えてしまいまして、今日観に行ってきたんですけどね、
もうすっげえの、1曲目からメンバーも客もテンション高すぎで。
ファンの人達が「スカパラ聞くなら是非ライブで」って言ってるのがよーっく分かったよ。
綺麗にキチンとレコーディングしたスタジオ盤ももちろん素晴らしいけど、
この兄ちゃん達の本当の持ち味はやっぱりライブで発揮されるんだなぁ

メンバー全員の基礎体力の高さと演奏技術の的確さからくる
縦横無尽で圧倒的なステージングは間違いなく唯一無二のものだ。
おまけに今日は2006年に世界を叉に掛けたツアーの締めくくりということもあって、
全員が全員異常なテンションの高さを徹頭徹尾維持していたから質が悪い。

沖さんはプログレバンドも真っ青なオルガン超絶速弾きを3分近くやり続けるし、
NARGOさんは引き締まった顔でスティールパン叩くし、
谷中さんはアンコール後に半泣きで告知するし、
冷牟田さんに至ってはルパン三世の間奏でギタークラッシュをやらかす始末。
3日前に松葉杖が取れた人とは思えない激しいパフォーマンスに会場沸きまくり。

今日はツアーの締め括りという意味かどうかは分かりませんが、
歌モノ3部作第二弾のボーカル3人、永積タカシChara甲本ヒロトがゲストで出演して、当然盛り上がりはしたんですが、
如何せんスカパラメンバー全員の勢いがマッハ2ぐらいだったので、ゲストのパートが来ると「流れが切れた」とすら思ってしまいました。
それぐらい今日のスカパラのコンディションは凄かったんだよ。
僕は4年前の横浜アリーナを知らない新しいファンだけど、今日と比べて横アリの方が…って言うならそれはもう死人が出るようなレベルなんじゃないか。
何にせよ2006年の長いツアーを締め括り、2007年最初のライブとしては今日はベストなパフォーマンスだったと思う。
3月にはベストアルバムやドキュメンタリー映画の公開も決定してると谷中さんが泣きながら言ってたので、
今年も東京スカパラダイスオーケストラは元気に活動してくれそうです。
本当に年明け1発目に良いライブ観たなぁ。